#11 遊牧地に到着!生活体験が始まります!
- 2017.11.12
- カシュガイ族と出会う旅
ギャッベやキリムを織るカシュガイ族に会いにいく旅〜カシュガイテント〜
こんにちは!ヨシカワです!
今回はいよいよテントに到着したところから書きます。
シラーズの街から2時間弱車で走ったところにある、バンルートゥという場所に行ってきました。
途中から舗装された道を外れ、砂利道を進んで行きます。
途中にもテントがいくつもありました。
砂利道を進むこと約15分
テントに到着です!
到着したのはお昼13:00頃
テントはこんな感じです。
この中で寝泊まりしました。
屋根の黒い部分は、ヤギの毛でできています。
日中、外は37度ぐらいで、すごく暑かったのですが、テントの中は風通しがよく涼しかったです。
(通気性良すぎて夜は極寒・・)
テントの周りは思ったより、草木が少なく、ほとんど砂利ばかりでした。
ギャッベはこういうところで使うから、通常の絨毯に比べて厚めに織られているんですね。
生活の知恵ですね。
子羊発見!!
とりあえず抱っこ。
(あまり動物を抱っこしたことがないから、抱き方がわからない・・笑)
こちらは遊牧民のお母さん
カシュガイ族の女性の普段着ですね。
落ち着いた色合いで上下は柄物を着ています。
(上下エンジ色のワントーンコーデでオシャレですねー)
お茶のためにお湯を沸かしてくれます。
羊やヤギがいっぱい!
エスマイル「羊とヤギの違いを知ってるか?」
僕「わからない、どう違うの?」
エスマイル「角があるのはヤギ、角が無いのがヒツジだよ」
僕「へーーーー」
後日調べると角があるヒツジもいました・・・笑
ソマヤとヒツジ
そして、テントの中へ
大小さまざまな大きさのギャッベや絨毯が敷き詰められていました!
側面にはキリムが!
(テンション上がるーーーー!)
ちなみに、さっきヒツジとヤギの違いを教えてくれた、エスマイルは上の写真の黄色いシャツの男性
行きに買ってきたザクロをみんなで食べます。
酸っぱすぎず食べやすかったです。
ザクロはイラン発祥の果物なんです。
遊牧民のカシュガイ族が生活している場所はザグロス山脈です。
その山脈の名前から、ザクロという名前になったみたいです。
だから生産も世界第1位なんです。
日本だとあんまり食べる機会ないですよね。
調べてみると、イランは夏の長さと、冬の厳しい寒さで害虫被害の心配が少ないので農薬を使わずに良質なザクロを育てることができるそうです。
あと、日本のザクロより大きさは大きく果汁も多いみたいです。
(日本でザクロを食べたことが無いからわからないけど・・)
リラックスタイムが終わり、昼食の準備をすることに
そして、ヒツジを1匹屠殺してくれることに・・
次回その話を書きます。
つづく
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