#34 パスポートを持っていかれた・・・

#34 パスポートを持っていかれた・・・

ギャッベやキリムを織るカシュガイ族に会いに行く旅〜5日目夜2〜

 

こんにちは!ヨシカワです!

 

シラーズの南100kmのところにあるカシュガイ族の街フィルザーバードにて

 

昨日のブログに引き続き、まだイランに来て5日目の夜

 

テーブルサッカーを楽しんだ後、ムハンマドの車に乗り込み

晩御飯を食べるために

毎度おなじみムハンマドのお姉さんの家に向かって出発

 

・・・

 

少し走ると急にムハンマドが車を停めました。

 

ムハンマド「ここはいとこのマシィの家だ」

ムハンマド「ちょっと挨拶しよう!」

 

ムハンマドが車から降り、扉をノック

 

中からマシィのお父さんが出てきてその後に、マシィが出てきました。

 

玄関先で話をしていると

 

・・・

 

バイク2人乗りの男性が僕の前に停まりました。

 

男性「パスポートを見せてくれ!」

 

その男性2人はパトロール中の私服警官でした。

年齢はだいたい40代ぐらい

 

「今は持っていないです、家にあります」

 

ムハンマドの実家に荷物を置いていたので、その警官と一緒に家に戻る事に、、

 

家に戻ってパスポートを見せました。

 

パスポートを受け取った男性が、無線で誰かに連絡をしています。

 

仲間が来るそうなんで、待ちます。

 

警官が写真を一緒に撮ろうと言ってきました。

(なぜこのタイミング?笑)

 

その時の写真がこちら

これは、日本に帰国後、彼がinie japanのインスタグラムを見つけて送ってきました。

おじさんのガラケーで撮影したので、画質はめっちゃ悪いです。

 

 

僕がイランに言ってい他期間は、ちょうど「アーシュラー」というお祭りをしていました。(詳しくはウィキペディアを参照してください)

このお祭りは、シーア派の信徒の間でアーシューラーはイマーム・フセインが殉教した日としてみんなで悲しむのだそうです。

 

至る所で大音量で音楽が鳴って、すごく異様な雰囲気です。

 

このお祭り中は毎年イラン各地で爆発のテロがあり、警戒しているのだそう、、

 

(すごい時期にイランに来てしまった・・・)

 

そして、20分ぐらい待つと、黒のピックアップトラックがすごい勢いで来ました。

 

車から、20歳前後の私服の男性4人が降りてきました。

 

(めっちゃ怪しい、、)

(ほんとに警察なんか・・・)

 

現地時間は23:00頃

 

ムハンマドが彼らと話しています。

 

僕は見ているだけ・・・

 

しかも、マシィも心配してついてきてくれました。

 

(道連れして申し訳ない)

 

車の4人組が僕のパスポートを持ってどっかに行きました・・

バイクのおじさん2人も立ち去って行きました。

 

ムハンマドに聞くと、チェックした後で返してくれるそうです。

ムハンマドの携帯に今日中に連絡が来るみたい

 

(ちゃんと返って来るのか・・)

(不安しかない・・)

(もう0:00前やのに・・・)

 

 

マシィは歩いて返って行きました。

 

(ありがとうマシィ)

 

 

つづく