ウールはなぜ温かいのか

ウールはなぜ温かいのか

こんにちは!ヨシカワです!

 

ウールはなぜ温かいのかを追求していきます。

 

1、ウールとは

ウール (wool) とは、羊の毛(=羊毛、ようもう)のことで、動物繊維の一種である。羊毛を用いた糸や(=毛糸)や織った布(=毛織物)もウールと呼ばれる。一般的には羊の毛を指すが、広義ではアンゴラ・アルパカ・ラクダの毛も含まれる。

(wikipedia参照)

羊の毛という事ですね。

 

子羊を恐る恐る抱っこするヨシカワ、、

 

2、ウールが暖かい理由

羊をイメージしてもらうと、モコモコした羊が頭に浮かぶと思います。

そうなんです。

彼らはすごく天パ(天然パーマ)なんです!

 

これが暖かい理由です。

 

では、なぜ天パが暖かいのか。

 

それは直毛に比べ、天パは空気を多く含んでいるからなんです。

羊の天パの毛の事をクリンプと言います。

天パだと毛が1本1本絡み合います。

絡み合った毛に隙間が生まれそこに空気の層ができるんですね。

 

空気は断熱性のもっとも高い物質です。この空気の層が寒さから守ってくれるのです。

 

ラグであれば床からの冷気を遮断してくれます。

 

また天パが弾力性を生み「モフモフ感」に繋がるのです。

 

天パ恐るべし、、

 

そもそも毛自体が温かいっていうのもあります。

熱を伝えにくい繊維で 合成繊維の5分の1、綿の2分の1しか熱を伝達しないんです。

つまり人間の熱やお部屋の熱を逃がさないんです。

 

 

ウールの絨毯を布団代わりに寝るヨシカワ、、

 

3、ウールに似た化学繊維「アクリル」

アクリルとは、合成繊維の事です。

樹脂からできた化学繊維です。

ウールに一番近い化学繊維と言われています。

 

アクリルは人工的に作った天パなんです。

人工パーマですね。

 

では、なんでアクリルじゃなくて、ウールの方がいいのか。

 

【ウールの方がいい理由】

アクリルはウールに比べ吸水・吸湿性が劣っており、汗を吸いません。

だから、汗をかくとベタつきやすい性質があります。

夏になるとベタつくんですね。

また、アクリルは静電気が起きやすいんです。

ウールは静電気が起きやすいイメージがあるのですが、吸水性に優れているので、空気中にある水分を吸い取って常に毛の中に水分がある状態なのです。

だから、静電気は起きにくい繊維なのです。

また、アクリルは色落ちしやすいんです。逆にウールは落ちにくい。

 

人工的なものはまだまだ天然に勝てない、、、

 

まとめ

ウールは羊の毛で天パだから、空気を多く含んで温かい。

ようするに、絨毯はウールがいい!