#16 スークでの値段交渉の仕方【マラケシュ】
- 2018.03.09
- モロッコ渡航記
モロッコ渡航記(マラケシュ)〜モロッコラグを求めて〜
「#16 スークでの値段交渉の仕方【マラケシュ】」
今日から春っぽい暖かさになっていきますね。
週間天気予報見たら来週末は最高気温20℃超えてる!
春は花粉がなかったら最高なんですけどね、、
こんにちは!ヨシカワです!
【おさらい】
絨毯のスーク(市場)に到着したところからです。
【スークでの買い物をスムーズにしたい】
これは絨毯ではないんですが、スークでお土産を買った時の話です。
ボク「これはいくらですか?」
店員さん「500DHだ」
ボク「高いな〜」
店員さん「じゃあ、いくらだ?」
(え!?逆に聞く!?)
ボク「200DH!」
店員さん「それは無理だ!」
店員さん「300DH」
ボク「200!」
店員さん「いくらなら出せる?ミニマムを教えてくれ!」
ボク「だから200」
店員さん「それは無理だ!」
ボク「OK!じゃあ他の店に見に行くよ!じゃあ!」
店員さん「わかったよ!200でいいよ!」
どこのお店いってもだいたいこのやりとりでした。
【交渉を3分で終わらせる3つのポイント】
1、「ほしい」という感情を捨てる!
これは、絨毯に限らず、すべてのスークで言えることです。
なぜ、「ほしい」という感情を捨てなければいけないのかというと、価格交渉に勝つためです。
今回訪れたマラケシュの旧市街には、すべて見切れないほどのお店がありました。
だから、同じ物がだいたいどこかに並んでいます。
「自分が今ほしいと思っている商品は他の店でも売っている」という気持ちで商品を見ると、落ち着いて価格交渉ができます。
「ほしい」という感情が先行すると、上の例でいえば「300DH」で購入してしまっていたでしょう。
2、途中で帰ろうとする・・
値段が絶妙なラインを突いている必要があるんですけどね。
本当に安く言い過ぎていると、引き止めてはきません。笑
だから、「商品の相場」は知っておく必要があります。
その価格のちょっと下を言うと8割ボクの例えの流れになります。笑
これ面白いように、みんな同じ商談の仕方だったんです。
マラケシュだけかもしれないですけど、、
3、笑顔を忘れない
言葉は通じなくても笑顔は通じます。
高橋優さんは「福笑い」という曲で、
「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」と歌っています。
ほんとに、これは実感しました。
相手も人間です。お客さんだからといって上からいけば、いい接客は受けません。
これを目の当たりにしたのは、韓国のお客さんを見た時でした。
めちゃくちゃ強気で金額を聞いてたのですが、店員さんに全然相手にされていませんでした。
この【3つのポイント】さえおさえれば、交渉時間は3分で終わります。
これ、例外もあります!
それは絨毯です!笑
手織絨毯って一点物なんです。
他にもいろいろあるのはわかっていても、「これがほしい!」っていう感情が出てきてしまうんですよね〜笑
【「これがほしい!」ってなってしまった時の交渉方法】
・まとめ買い交渉
金額が下がらず、これがほしいから帰るそぶりも見せれない、、
そんな時は、「まとめ買い交渉」
例えば、絨毯を1点1000DHから価格が下がらない場合は、
「わかった!1000DHでいいよ!」
「でも、このクッションカバー2つをつけて1000DH」
「お願い!!!!!!」
ポイントは笑顔で「お願い!!!!!!」と言うこと!
これでだいたいOKです。笑
以上、「スークでの買い物をスムーズに行う方法」でした。
つづく
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