ヒツジとヤギの違い
- 2018.01.15
- コラム
こんにちは!ヨシカワです!
ヒツジとヤギの違いについて書いていきます!
1、ヒツジについて
ヒツジは、ウシ科ヤギ亜科のヒツジ属です。角を持ち、主に羊毛のために家畜として飼われています。
毛用のヒツジは主に染色に適した白い羊毛から黒色まであり、斑模様などのヒツジもいます。
ヒツジの大きさや体重は品種により異なり、オスの体重はおよそ45〜100kg、メスはより大きくて45〜160kgです。
ヒツジの平均寿命は10年から12年ですが、20年生きるものもいます。
ヤギと違い、草だけを食べます(ヤギは木の芽や皮も食べる)。
視野は 270–320°で、頭を動かさずに自分の背後を見ることができます。
ヒツジの毛は2層になっています。外側を太く粗く長い「上毛」に覆われ、肌に近い内側に短く柔らかく細い「下毛」がわずかに生えています。現在われわれが通常に羊毛として親しんでいるのは、主にこの「下毛」を発達させるように品種改良された家畜用ヒツジの毛です。
羊毛のメリット
・あたたかい
・蒸れにくく快適
・汚れにくく清潔
・合わせやすい素材感
・弾力性がある
・跡がつきにくい
・1年中使える
羊毛のデメリット
・洗濯機では洗えない
・虫に弱い
2、ヤギについて
ヤギは,ウシ科ヤギ亜科のヤギ属です。
用途により乳用・毛用・肉用などに分かれ、その品種は数百種類に及びます。ヤギは粗食によく耐え、険しい地形も苦としない強靭な性質を持っています。なので、山岳部や乾燥地帯で生活する人々にとって貴重な家畜となっています。
ヒツジと比べると乾燥に強いため、西アジアの乾燥地帯では重要な家畜であり、その毛がテントの布地などに使われています。
初めて搾乳が行われた動物はヤギと考えられ、チーズやバターなどの乳製品も、ヤギの乳から発明されたそうです。群れを作って移動するヤギは、遊牧民の生活にも都合が良く、肉や毛皮、乳を得ることを目的として、家畜化された結果、分布域を広げていったと考えられています。
ヤギ毛のメリット
・あたたかい
・蒸れにくく快適
・汚れにくく清潔
・通気性がある
・1年中使える
羊毛のデメリット
・毛が抜けやすい
・静電気が起きやすい
・虫に弱い
・洗濯機では洗えない
(やっぱり絨毯にはヒツジの毛が向いてそうですね)
このテントの屋根の黒い部分はヤギの毛で織られています。
(日中すごく30℃を超える気温なんですけど、テントの中は涼しくて快適でしたよ!)
(夜は通気性良すぎて極寒でしたけど・・)
まとめ
ヒツジもヤギも同じウシ科ヤギ亜科。
ヒツジは草だけ食べて、ヤギは樹皮やティッシュを食べる。
ヒツジは温厚で、ヤギは活発。
ヒツジもヤギも「衣・食・住」を網羅している。
ヒツジは「絨毯」ヤギは「テント」(例外あり)
以上、ヒツジとヤギの違いでした!
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