#13 カシュガイ族のソウルフード「ボズゴルマ」

#13 カシュガイ族のソウルフード「ボズゴルマ」

ギャッベやキリムを織るカシュガイ族に会いに行く旅〜羊を食す〜

 

こんばんは!ヨシカワです!

 

前回は、ヒツジをさばく話を書きました。

 

今回は、そのヒツジの調理に入っていきます!

 

遊牧民のお母さんが羊の腸を水で流しながら、

う◯ちをかき出してます。

談笑しながら、お肉を小さく切り分けてます。

 

 

包丁をトギトギ♪

 

お皿の裏面で包丁が遂げるって知っていました?

こんなの初めて見ました。

 

(今度やってみよう・・)

 

お肉もどんどん小さくなってきました。

 

僕は手伝わずに、歌いながら見てます。笑

 

肺に空気を入れると膨らみます。

当たり前ですけど。。笑

 

これ膨らましてるのに意味はないです。

僕らに見せてくれているだけ、、

 

その頃、お母さんは火の準備を、、

 

もちろんチャッカマンで火はつけます。

木はその辺に落ちているものを使います。

イランは乾燥しているので、木もすぐ火がつきます。

 

そして、お父さんは水タバコを吸っていました。

この方は、遊牧民のお父さんです。名前は確かアズダリだったと思います。

 

このときに年齢聞いてみました。

お父さん少し英語話せるんです。

 

インスタグラムにも書いたんですけど、

 

何歳に見えますか?

 

 

僕「お父さん、何歳ですか?」

お父さん「45」

 

僕「・・・」

 

僕「45?」

このとき指のジェスチャー付きで聞き返しました。

 

お父さん「45」

 

(絶対ウソやん!!)

 

お父さん「45」

 

(かたくなやな〜)

 

(めっちゃダンディ)

(遊牧民やから苦労してるんかな〜)

(いや、絶対45ではない)

 

水タバコ少し吸わせてもらいました。

味もなくただただ煙を吸う感じでした。

美味しくはなかったです。

 

ソマヤが料理中です。

火をつけている木を見て欲しいんですけど、

枝じゃなくて丸太!

 

(豪快!)

 

このまんま火がつくぐらいイランは乾燥しているんですね。

 

カレー粉のような香辛料が入りました。

サフランかな?

小さい鍋には、腸詰が茹でられています。ソーセージみたいな感じかな?

いい香りもしてきました!

(おいしそー)

おいしそうやな〜っていう顔で見てたら味見させてくれました。

アツアツ

 

(ソマヤがすごい顔してる。笑)

 

おいしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

ちょっと油っぽかったですが、少しカレーっぽい風味のある味です。

こちらはお母さんのパントリースペース。

気をうまく組んで収納されていますね。

 

そして、ついに完成しました!

料理名は、「ボズゴルマ」

カシュガイ族のソウルフードだそうです。

(エスマイルがすごいカメラ目線・・笑)

 

これをナンに挟んで食べたんですけど、めちゃくちゃ美味しかった。

 

イランで食べた食事の中で1番美味しかったのはこの「ボズゴルマ」です。

 

本当に感謝しながらいただきました。

 

すごく貴重で素晴らしい体験でした。

 

つづく