#12 食べる時に感謝してますか?命のありがたみを体験!
- 2017.11.13
- カシュガイ族と出会う旅
ギャッベやキリムを織るカシュガイ族に会いに行く旅〜ヒツジを・・・〜
こんにちは!ヨシカワです!
今回は僕たちのためにヒツジの屠殺(とさつ)について。
僕たちのために、遊牧民の方がヒツジをさばき、料理してくれました。
このヒツジを今からさばいてもらうのですが、
哺乳類が目の前で殺されるのは、すごく衝撃的で、「かわいそう」という気持ちが湧いてきました。
このあと食べるのに、、
僕自身、ベジタリアンでもないし、お肉は大好きです。
もちろん、食べる時に「かわいそう」って思ったことはないです。
普段「かわいそう」と思って食べてないのに、殺すところを見ると途端に「かわいそう」と思う、、
矛盾してますよね。
これを目の当たりにしたからこそ、日々食べているお肉のありがたみを感じることができました。
ここから、遊牧民のヒツジをさばく手順をざっくり説明していきます。
動画も撮影してきたのですが、ここでは、写真だけにしておきます。
見たく無い方はここで終わりにしてください。
大丈夫ですか?
それでは説明します。
最初に、ヒツジに大量の水を飲ませて、
(窒息させるのかな?)
そのあとに、ヒツジの首から切っていきます。
ここが1番見ていて辛かったですね、、
首の骨は持っていた包丁ではきれなかったので、力で折っていました。
「ポキッ」
(目をそらしたくなる、、)
次は、皮をはいでいくんですけど、
その前に、足の付け根から細い竹の筒を差し込み、皮膚と毛の間に空気を入れていきます。
(すごく膨らみます!)
そうすることで、皮をはぎやすくなるんですんね。
ヒツジがパンパンに。。
次は足の付け根からナイフで皮をはいでいきます。
足の皮がむけると、木に足を結びヒツジをぶら下げます。
ある程度むけると、ナイフは使わず手で向いていきます。
この時に少しお手伝いさせていただきました。
真剣にやってます!
手はグッドサインの親指を立てない形で、皮と皮膚の間に腕を入れていきます。
皮が完全に剥けました。
次は、内臓を取り出します。
けっこうグロテスク、、
気分悪くなったらごめんなさい。
食べない内臓は投げると、
犬や鶏が食べていました。
犬って何でも食べるんですね、、
開いていきます。
意外と血がでない、、
これでおしまいです。
ここまででだいたい1時間かかりました。
ここからは調理のために、さらにお肉を細かく切っていきます。
(いや〜ほんとにいい経験させてもらいました。)
いま、お肉を食べる時は、この映像が頭に思い浮かぶので、
本当に感謝の気持ちが芽生えました。
これもなかなか体験できることじゃないですよね。
今日はここまで。
つづく
-
前の記事
#11 遊牧地に到着!生活体験が始まります! 2017.11.12
-
次の記事
#13 カシュガイ族のソウルフード「ボズゴルマ」 2017.11.14